知っていることは役に立たない

｢知っていることは役に立たない｣といったのはゲーテか？

人に対して｢私はＡと思ってやった｣ことが、相手にＡと伝わってないことを、相手のせいにしかできない人が少なからずいるのを知ったのは、長い人生を生きていて最近のことです。

誤解を恐れずにいえば、女性にこういう考え方の人が多い気がします。しかも自覚がありません。先に言い訳するタイプの人。
｢自分はいつもより10分前に出たが、○○にあって遅刻した｣
｢不意の仕事が割り込んできたから待ち合わせ時間に遅れた｣

伝わってないことが問題、他人がどう感じたかが問題ではなく、自分自身が｢どう思って｣行動したかが問題、常に物事の最優先、行動規範な考え方。カントでしたっけ？己の道徳律にのっとって行動するかが重要なのかという考え方。哲学にたとえれば高尚なようで、はた迷惑な考え方になることがしばしば。

そういう考え方は否定しませんが、それで私を説得しないで欲しい。
そもそもお互いがそういう考え方の持ち主同士なら、相手を説得することは無意味。

遅刻したらまずごめんなさいでしょ・・。聞かれれる前に理由をいうんじゃないよ。本人にとっては自己正当性主張なのかもしれないが、私にはただの言い訳にしか聞こえませんから。
飛行機に乗り遅れそうなとき、空港に電話して飛行機の出発時間を遅らせるんでしょうかね？こういう人は。着いた先で言い訳するんでしょうね。そこまでいうなら飛行機止めてみろっていう。
どうせ言い訳するなら、空港の発着ロビーまではいっていたのですが、そこで寝過ごしてしまいましたというくらいのネタを振ってこいと（あ、これは私のリアルエピソードでした^^;）

自分がどう思っているかを道徳律で持つのは結構ですが、
世の中には、自分がどう思うかより、相手がどう思っているかの方に心をくだく人だっているのです。それを相手にいえない気弱な人だっているのを知っておいて欲しいです。

もっとリアルにぶちまけてもいいのですが、気弱なので遅刻と飛行機の話に摩り替えました^^;