なぜスーパーでアイスを買うとスプーンをつけてくれない

自分が例えば病気になったとき、近しい人にそのことを伝えるか否か。

一度伝えてもらえなかったことがあり、理由を聞くと「心配かけると悪いから」

そういわれて怒ったことがある。じゃあ自分が何か病気になって同じように「心配かけると悪いから」ということで黙っていたことが後で分かったとき、「ああ、心配かけないために黙っていたのね」なんてことを思うのかと。水くさいと思うのではないか、何故教えてくれなかったのかと思うのではないかと。

なんて偉そげなことをいってしまったために、今回調子が思わしくなく検査入院することを告げられた。まだ検査も結果も出ていないがどうもあまりよい結果が期待できないらしい、本人の思い過ごしであればよいと願うばかり。

願うといっても神頼みするわけでもなくなんとなく自分の身の回りに降りかかった出来事のように実感できない。
日本人の二人に一人の死因となる死に至る病。前にも書いたかもしれないが、何かわけも分からず死ぬよりは、後○ヶ月で死ぬといわれたほうが、死に至る準備ができるからいいなんて考えを自分で持っていたつもりだったがいざ自分の身の回りに起きると果たして心の準備はできるのだろうか。

元々心配性な自分は、長年生きてきてその心配する行為の時間は無駄であるという結論から、出来事を自分のことではないかのような意識を置くことで回避してきた。

これがいいのか後で後悔しないのか不安であるがそう考えることが無駄であることを考えつつ、人間としてそれでいいのか、やり残したことはないのか考えなければいけないのかと思いつつ、日々に追われて今日も一日終わる。