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2015年8月19日 (水)

2015お盆

13日
帰省のため、新幹線に。駅が大混雑。3DSすれ違い通人も10人MAX。一人フランス人。初の外人さんすれ違い、
カープのナイターと時間がかぶってしまった。
切符売り場も混雑しているが、切符は普通に買えた。
区間が短いと結構隙間が出来て新幹線は意外と指定席が取れる。
例えば、大阪-博多を乗りたい人は、その区間が全部あいてないと指定席が取れないが、
広島-小倉なら、大阪-広島の人の空き席が意外とあったりする、んじゃないかと思ってる。
で、小倉についても大混雑。関門橋で花火大会だ。3DSすれ違いは4人、少な。

友人と会うために飲みの時間に合わせて、お店に直行。
前は外で待ち合わせしていたが、段々年を取ると外で待つ、というのが意外につらい。
夏は暑いし、冬は寒い。もうお店も何年も変えていないので、店に直接いくのが手っ取り早い。
高校卒業してから、高校の仲の良かった友人でゾロジロ集まっていたのが一人減り二人減り
最近は自分を入れて2名(花の独身貴族)が固定で珠に1人が合流するくらい。
大体地元に残っているものはほとんどいなくて、実家が引っ越してしまって戻ってこなくなったり、
家庭を持って(それでも飲みに行けるとは思うのだが)そこを無理に誘うのも遠慮しているうちに疎遠になったり
行方不明になった奴もいる。高々数万円の借金を返さないまま逢いにくくなってしまったのか。

大体私が遅れて店に入るのだが、多分初めて先に店に入る、胡座。
来るまで待とうとかと思ったが、10分程遅れるから先にやっててというメールが来たので
ビールとつまみを頼んで丁度頼んだ時に遅れて友人が来た。
遅れた理由はパチンコ。大負けだそうだ。
私はギャンブルをしない。やるとのめりこむ性癖を自分で自覚しているからだ。
彼も自覚はあるらしく、クレジットカードは作らないそうだ。そこは社会人1枚作っておけよと思うが、
ギャンブルと上手に付き合うための彼の処世術であれば文句をいっても始まらないし、カードを持たぬ
友人がいたところで人生困ることには当然ならない。

この店は特に料理が安いわけでも美味しいわけでも(すまぬ)常連扱いしてくれるわけでもないが、
小部屋の個室に分かれていてほかのお客が目に入らないのがよい。
自分達の近況、他の友人情報等確認しあう。

家族の話
自分達の近況報告のとき、最近は必ず親の状況の確認をするのが常。
彼の父はとうとう車の運転免許の更新をやめたそうだ。運転が怖くなったとの由。
月一で実家に帰って車がいる用事(大体が園芸用の土を買うために駆り出されるのだそうだ)に活躍しているとのこと。
うちの父はまだ車に乗っている。私は車を運転しないから運転の上手い下手は分からないが、
見栄で張っていない枯葉マークは車にそろそろ張っておいてほしい。
まだ父母兄弟健在なのが何より。
彼の母方の祖母がまだ96歳(だったと思う)で健在だが、食事を最近食べないということで
明日見舞いに行くという。叔父さんが(伯父さんかもしれない)世話をしているそうだが、まさに老老介護。
ところで、家族って何だろう。何をもって家族というのだろう。なぜこの人達を家族と思うのだろう。
私の現時点での結論は、一緒の食事を食べる のが家族なんじゃないだろうか。
別にカップラーメンがいかんというのではなく(カップラーメン出てきたら怒るけど)、
同じ時間に同じ食事をする共同体ってのが家族なんじゃないかと思う。

仕事の話
いい年になって部下がつくようになってはみたものの、お互い一人で黙々と作業するのが性に合っているもの同志、
部下がつくのは面倒だ、でも会社的には人を育成して何ぼ なところはあるからこれは我慢しないといけない。
「会社を辞めたい」
彼がそういったのを聞いたのは多分初めてだ。給与は安くても休みは少なくても仕事にそれなりのやりがいを
見出してきた彼がそういうことをいうんだから辛いことがあったんだろう。
部署に配属された育てた部下が他部署に異動(もちろん上からの指示)となって、異動となった本人から
多少なりとも恨みを買っているとの由。すれ違っても目も向けてくれないと。
上司は恨まれて憎まれて何ぼではあっても、それはつらい。これが大市民というか人生の達人であれば、
部下に何か気の利いたこともいえるんだろうけど、適所で的確な言葉なんてなかなかいえるものじゃない。
私は半分本気で半分冗談で50歳迄に5000万円貯金して会社を辞めるという目標があるが、
これを彼が持ち出して、貯金はゼロだが会社辞めて親の年金で食っていけないものかと笑う。
きっと食っていけそうだから、それでも。そうなったら羨ましいかなあ、さして羨ましくもないなあ。

一人暮らしの話
今の一人暮らしではなく、最初の一歩の話。
自分も彼も家を出たのは一浪したのち(彼はそのあと二留するのだが)の大学進学を機に家を出ている。
「なんで家を出たの?」
「家を出たかったから」
どっちの発言がどっちでも正解。意見は一致している。きっと理由も一緒だ、聞く必要はない。
今はそうでもないらしいが、就職してもすぐ辞めてしまう人ってのは親と同居している人に多いんじゃないかと思う。
一人暮らししているとなかなかそうはいかない。当座の住む場所を確保するためには金が要る。
そうなると易々と辞めるわけにはいかない。簡単に帰る訳にはいかない、家を出たくて出たんだから。
子供を家で子飼いしている親が最近多い気がする。子をいつまでも鎹(カスガイ)として利用している。
ちゃんとした就職先がみつかるまでは、結婚するまでは、と子のためを思っているようで自分の私物にしている。
社会のためにも、親のためにも、自分のためにも、子供は大人になったら家を出て自立するべきだ。
そういう意味で、家を出たいと思わせる家庭環境・生活環境は正しかったのだろうか、逆説的な意味で。

恋の話
まあ浮いた話もない二人だからこの年まで残って盆に帰省して飲んでいるわけなんだが。
今年は私が全人格を掛けて勝負して玉砕したので、それを彼に伝えるため酒に毎回飲まれるのをセーブしていた。

彼は私の話を聞いて一言「よくいったね!」

ああ、やはり彼は第一印象の時から変わっていない、ああ、心の友よ。
私が勝負したことの意味を100%理解してくれた。
伝えることが全てであった。結果はもはや丁半ですらない、やる前からみえていた。
全人格を掛けて勝負 と書いてはみたが実は私は何も失ってなどいない。これから失っていくかもだけど。
今までは想いを伝えないまま幾多時間の渦に流してきたけれど
気持ちは前よりは晴れ晴れ、いやほんと、前よりはね。気分はそんなことよりミスラと(ry

支払いの話
二次会はいつもの「資さんうどん」(すけさんうどん と読みます 北九州では有名なうどんチェーン店です)
焼酎のロックを飲みつつ
気が付いたらタクシーに乗っていておもむろに携帯が鳴る
「今日俺、金払ってないけど」
気が付いたら家にいて朝で、財布に結構入れていた千円札と五千円札が全てなくなっていて、
勘定あっていたのか間違っていたのか。タクシーの運転手に気前よく有り金全部払ったりはしていないはず、
一万円が4枚残っているから。
資さんうどん名物のぼた餅もきっちりお土産に買って帰って来ているようだし、
結局今年も酒に飲まれた私。

14日
散歩
やることないから歩く。3DSの万歩計が6000超え。

夜飯外食
元々外食が好きではないのだが、親のリクエストで近所の焼肉屋に行きたいということで徒歩15分でお店に。
外だから酔ってひっくり返ることもできず、セーブして酒を飲む。
何気ない会話ってのを親父とするのが非常に難しい。
今年は戦後70年で戦争特集がテレビやら新聞やら多いだの、
自分の家族は戦争被害を直接受けなかったからよかっただのいわれて、どう返せばいいのだろう。
そういう会話に慣れていないというか、男親ってのはどうもそうなんだろう。
母親とは普通に会話できるんだが。男ってのはやはりさみしいものなのか、日頃の行いなのか。
肉は普通。親父食欲落ちたと聞いていたが、コースのご飯を無視して別注文でビビンバ食ってた、いけるね。

15日
お墓参り
例年のルートで墓参りに行ったが、父方と母方の本家にどちらも寄らず。
どうもいい年して、喧嘩しているみたい。
父方の方は、親父が普段良く行ってのを嫁があまりうちに来ないで、といったとかいわないとか。
母方の方は、「お盆はいません!」とのこと。
どーも前年行ったときに年金受給の話がでて、変な空気になっていたなあと思ったが、
もしかしたらそれを引きずっているのかもしれん。
まあいい歳こいて何を姉妹喧嘩してるんだと思うが、まあいい歳なんだから我慢せず嫌なものは嫌といっておくがいい。
母方の叔母さんの旦那なくなって最初のお盆だったのでこちらに寄る。
まあ毎回どの親戚も私が罪人のように早く結婚しろしろ。もう早くないっつうの。
叔母さんも結婚は苦労されているはずなんだが、そこまで人に勧めるのは何なのか。
叔母「でも、夫婦は仲がいいことが一番」でうちの家族シーン。来年からもういかなくなるかもしれない。
昼飯外食しようということになりかけたが、結局うちで食べた、何かを。

火花
最近話題のピース又吉さんが芥川賞を受賞した「火花」を読みたいと母がいったので本屋まで25分徒歩遠すぎる。
1件目単行本も掲載雑誌の文學界も売り切れ。2件目に文學界があったのでこちらを購入。売れてるんだねえ。
最初の3Pくらい読んだだけ。まあ次帰った時に読めばいい。

16日
帰省
長居しても、やることがないので朝8時には出る。家までほぼ2時間ジャスト。雨はついたら降ってなくてよかった。
定番のお弁当をお土産に。うちにタッパがすげーたまっていく。私が持ってても何にも使わない不思議。
普段食べない朝飯を食べているのに昼時にはちゃんと腹が減るのだから不思議。
何もない日常がまた明日からはじまる。
何もない日常がいかに恵まれているか。ちゃんと朝起きれる、歩ける、話せる、みれる、聞ける、食事ができる。
分かっているけど不満もある。何か不幸にでもなれば逆に満たされてしまうのだろうか。下向きだ。

どうでもいいけどマカロン食べたい。

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